2018年(平成30年)ブログ

2018/01/27

第7回エコツーリズムフォーラム2018

海外の旅行者の観光価値に対応した瀬戸内海エコツーリズムの創生

~海外の旅行者(インバウンド)を満足させる日本の観光のあり方について~

 

 1月27日(土)、「第7回エコツーリズムフォーラム2018 ~海外の旅行者(インバウンド)を満足させる日本の観光のあり方について~」を広島平和公園にある国際会議場 にて開催し、約90名の方々にご参加いただきました。

 


 

 今回のフォーラム開催趣旨は、以下の通りです。

 

**趣 旨********************************************************

 日本国内は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを前にして訪日海外旅行者(インバウンド)を迎える観光政策が活発化しています。

 すでに、中国地域でも多くのインバウンドが増加しつつある中、果たして彼らを満足する観光のスタイルや価値観が充分に得られているのか疑問です。瀬戸内海の豊かな自然や歴史、文化を紹介し、受け入れる地域体制やツアープログラムの在り方、そしてインタープリターの教育など多くの課題が存在しています。

 インバウンドが期待することと、受け入れる側のコンテンツにはまだ大きな隔たりがあり、期待するその価値に応えることが出来ていないと感じられます。

 そこで、「第7回エコツーリズムフォーラム2018」では、多くの国から来日するインバウンドが期待する旅の論理と価値と、受け入れる地域側の実態と論理を議論し、瀬戸内海の継続的な観光のあり方について考えていきます。また、インバウンドの期待する価値観とコンテンツやビジネス化の可能性について検討することで、エコツーリズムを推進していきます。

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 基調講演では、日本政府観光局(JNTO)インバウンド戦略部地域プロモーション連携室室長 広瀬正彦様にご登壇いただき、『訪日インバウンドの現状と誘致戦略』についてお話しいただきました。 

続いて、当協議会の上嶋英機会長が、平成29年度の瀬戸内ツーリズム推進協議会の活動報告を行いました。

 


 

第2部のパネルディスカッションでは、「海外の旅行者の観光価値に対応した瀬戸内海エコツーリズムの創生」をテーマとし、総合討論を行いました。

 

 パネリストとして、アジアにおけるエコツーリズムの国際標準化にご尽力され、インバウンド向けのエコツアーを全国各地で展開される等、国内外でご活躍されておらるアジアエコツーリズムネットワーク会長の高山傑様、「瀬戸内しまのわ2014」の事務局長を務められる等、広島県における観光振興とブランド化の推進に従事しておられる広島県商工労働局ブランド推進部長の岡村清様、通訳案内士として、中国・四国・九州地方を中心に活躍しておられ、瀬戸内地域から多くの方々がハワイに移住した日系アメリカ人の歴史をライフワークとして研究されておられるひろしま通訳・ガイド協会理事の畝崎雅子様、学生時代から国内外でボランティア活動に参加され、広島の海や山でのエコツアーを通じて、日本の良さをインバウンドの方々に伝える場づくりに奮闘されておられる広島ゲストハウス縁(えん)の為政伸彦様、第1部でご講演いただいた広瀬様の5名の方々にご登壇いただきました。そして、今回、コメンテーターとして、多数の広島県の観光推進や環境施策の委員会に参画され、地域における様々な課題解決として、「コミュニティ政策」や「観光施策」の貢献について研究されておられる比治山大学現代文化学部マスコミュニケーション学科教授の山田知子様にもパネルディスカッションにご参加いただき、上嶋会長のコーディネートで活発な議論が展開されました。

 

 会場の参加者からも、「外国人と日本人の求めているエコツアーの相違、定義の違い」や「オーバーツーリズムの具体的な対策はあるのか?」など、これから向き合っていかなければならないご意見やご指摘をいただきました。

 


 

 フォーラム終了後は交流会を開催し、話し足りなかったことや更に深掘りした意見交換ができ、今後の活動に大いに参考となる有意義な時間を過ごさせていただきました。

 

 最後に、お忙しい中、会場に足をお運び頂いた参加者及びご登壇の皆様、本フォーラムを開催するにあたって様々なご支援を頂きました関係者の皆様には、この場をお借りしまして改めてお礼申し上げます。

 

 今後とも、当協議会の活動にご理解・ご協力の程、お願い申し上げます。

 

記:藤元彰士