2023.11. 障壁画プロジェクト 3名のアーティストが選出されました!
全国から応募のあったアーティストについて、地域ステークホルダーの方々(竹原市 藤井酒造株式会社 陶工房風土 NIPPONIA HOTEL竹原製塩町)に一次審査を実施して戴いた後、審査委員(森美術館シニア・キュレーター近藤健一氏、アーティスト横谷奈歩氏、アート・プロデューサー鳥本健太氏)によるアーティストの最終選考が行われ、竹原の自然と文化を反映した障壁画を制作する3人のアーティストが選出されました! 3名のアーティストのみなさまには、2024年1月16日から広島県竹原市にて約1ヶ月の滞在制作を実施して戴きます。
障壁画プロジェクト Artists
有田大貴(アリタ タイキ)
2011年 米国アラバマ州立ジャクソンビル大学芸術学部グラフィックデザイン学科卒業。自身のルーツである広島、海、そして音楽を主要なテーマとしながら、抽象的な絵画表現を中心に活動。近作では、地元の瀬戸内海をテーマにした絵画やインスタレーションも発表している。ドイツ、英国、岡山で滞在制作。
大平 由香理(オオヒラ ユカリ)
2013年 東北芸術工科大学大学院 日本画研究領域修了/学長奨励賞受賞。2016年斉藤清美術館にて公開滞在制作・同 美術館収蔵。2019年 VOCA 展 (上野の森美術館) 、2021年 第 8 回東山魁夷記念日経日本画大賞展入選。2023年 大平由香理個展「波をつなぐ」(つなぎ美術館)を開催。
松本 和子(マツモト カズコ)
京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻壁画修了。2015年 「2015 京展」京展賞、2018年 京都府新鋭選抜展NHK 京都放送局賞、朝日新聞社賞(2017)受賞。2020年 嚆矢祭-其之百六-松本和子展 signal(大雅堂・京都)を開催。古典技法であるフレスコ画を扱い、現代的な壁画の在り方を探る。
2023.8. 観光庁令和5年度観光再始動事業(民間企業等支援事業)に採択されました
観光庁が実施する観光再始動事業(民間企業等支援事業)に下記事業(障壁画プロジェクト)が採択されました。
当協議会では、「地域の文化とそれを育んだ自然を保全し持続可能に利用する」という地域活性化の観点から、アートを核としたエコツーリズムの推進に取り組む本事業を実施して参ります。
事業名:若手アーティストによる障壁画が創出する「もてなしの空間」 アート×食文化で体験する安芸の小京都 製塩町竹原
障壁画プロジェクトとは
「障壁画プロジェクト」は、安芸の小京都 広島県竹原市のたけはら町並み保存地区において若手アーティストの方に障壁画の滞在制作を行っていただくことにより、若手アーティストの方には新作制作・発表の機会を、地域には障壁画作品を生み出し、作品の力を原動力に地域活性化や文化財の保全に貢献するものです。
障壁画の滞在制作およびエコツアーは、観光庁「令和5年度観光再始動プロジェクト」採択事業の一環として実施されます。
また「障壁画完成披露展」は、公益財団法人花王 芸術・科学財団および公益財団法人エネルギア文化・スポーツ財団の助成により実施されます。
障壁画プロジェクトホームページ
2023.2. 瀬戸エコ協創立10周年記念冊子を作成しました
この度、当協議会では瀬戸エコ協創立10周年記念冊子「自然と文化と人を繋ぐ 瀬戸内海のエコツーリズム 設立10周年を迎えて」を作成いたしました。
当協議会の設立年2010年に基づき、10周年を迎えた2020年に記念冊子を作成する計画がございましたが、コロナ禍の中、この計画は延期となりました。
その2年後、コロナ禍が収まりつつある2022年度の活動計画に関する協議に基づき、「フォーラムの開催」と「10 周年記念誌の発行」のプロジェクトが始動しました。
まずは、本記念誌作成において当協議会の 10 年間に及ぶ膨大な過去データの整理と骨子作成という作業に、多大な労力を要しました。
当協議会顧問であります市原信男様、Funck Carolin様、元顧問の戸田常一様、理事の久保正裕様には、急な執筆依頼で大変ご迷惑をお掛けしましたが、特別寄稿をお願いしました。心から感謝申し上げます。
なお、本記念誌の表紙の写真は、長年瀬戸内海の風光を取り続けてこられた当協議会会員の脇山 功様よりご提供いただきました。
本記念誌を作成するに当たり、会員の皆様を始め、多くの関係者に多大なご協力を頂きましたことに心から感謝申し上げます。
本ホームページをご覧の皆様にも、本記念誌をご覧戴けましたら大変幸いです。
2023.2.18 瀬戸エコ協創立10周年記念事業 第9回エコツーリズムフォーラムを開催しました
第 9 回 エコツーリズム フォーラム
【一般社団法人瀬戸内海エコツーリズム協議会 創立10周年記念事業】
活力のある豊かな瀬戸内海を創生するエコツーリズムの推進を目指して
日 時:2023年 2月 18日(土) 13:30-17:30
場 所:広島平和公園 国際会議場 コスモス
主 催:一般社団法人瀬戸内海エコツーリズム協議会、瀬戸内ツーリズム推進協議会
一般社団法人瀬戸内海エコツーリズム協議会は、当協議会設立の「10周年記念事業」として広島国際会議場にて本フォーラムを開催致しました。当協議会は2010年の設立から数え本年度で12年目を迎えますが、コロナ禍の影響により、2019年以来フォーラムのライブ開催がかないませんでした。この度、4年ぶりに参加者の皆様を会場にお迎えし、第9回フォーラムを開催することができた次第です。
近年の瀬戸内海島嶼部においては、限界を超えた「超過疎化」により無人島化が進み、島嶼部の歴史・文化が消滅し、自然環境の管理も不可能となっています。こうした状況を打開するにはエコツーリズムによる活性化を図り、持続可能な島嶼部の環境管理と社会システムの整備が急務です。一方コロナ禍には、身近な地域の観光資源を基に少人数による個人志向の旅(マイクロツーリズム)等、多様な体験型の旅が発展しました。このような中、観光により地域の環境資源が破壊されることのないよう、エコツーリズムとしての本質的な価値である「自然と文化の保護と継承」が強く求められています。
こうした経緯から、今回のフォーラムでは 無人島化により危機的な状況にある瀬戸内海島嶼部の再生活動への貢献、現在のエコツーリズム活動の価値と評価をテーマとし、国内外のエコツーリズムの現況について専門家からご講演をいただきました。またパネルディスカッションにおいては、エコツーリズムの課題に関する様々な意見を交わしていただきました。
当日は約70名の皆様にご来場いただき、盛況のうちにフォーラムを終えることができました。会場へお越しいただいた多くの皆様、ご挨拶ご講演をいただきました関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
フォーラム当日のご講演、パネルディスカッションについては、当協議会のYouTubeチャンネルおよび以下よりご視聴いただけます。
(全画面表示でご覧になられる場合は、以下のYouTube画面の右下に表示された四角いマークをクリックなさってください。四角いマークは、赤いPlayマークをクリックされますと、右下に表示されます。)
①開会~第1部 基調講演および活動報告
②第2部 特別講演
③第3部 パネルディスカッション~閉会
◆ プログラム ◆
祝辞
平口 洋
衆議院議員
越智俊之
参議院議員
上田健二
環境省
中国四国地方環境事務所 所長
パネルディスカッション テーマ「エコツーリズムの評価と貢献」
コーディネーター 上嶋英機 パネリスト 戸田常一 岡野隆宏 杉本 靖 藤本正明 本宮 炎
閉会挨拶
市原信男
一般社団法人 瀬戸内海エコツーリズム協議会 顧問/元環境省中国四国地方環境事務所 所長
2023.2.8 第9回エコツーリズムフォーラムを開催します!
この度「一般社団法人瀬戸内海エコツーリズム協議会 創立10周年記念事業 第9回エコツーリズムフォーラム 活力のある豊かな瀬戸内海を創生するエコツーリズムの推進を目指して」を開催する運びとなりましたので、お申込み方法、プログラム等をお知らせいたします。お忙しい折とは存じますが、ご参加についてご検討いただけましたら幸いです。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
一般社団法人瀬戸内海エコツーリズム協議会 創立10周年記念事業
第9回エコツーリズムフォーラム
活力のある豊かな瀬戸内海を創生するエコツーリズムの推進を目指して
日 時 2023年2月18日(土)13:30-17:30 (開場13:15)
会 場 広島国際会議場 中会議室コスモス(広島市中区中島町1番5号 平和記念公園内)
定 員 70名(先着順)
参加費 無料
プログラム
★開会挨拶(趣旨説明)
★祝辞
平口 洋 衆議院議員
越智俊之 参議院議員
上田健二 環境省中国四国地方環境事務所 所長
★第1部 基調講演および活動報告
基調講演:日本のエコツーリズム政策と現状
岡野隆宏 環境省自然環境局 国立公園課 国立公園利用推進室 室長
活動報告:瀬戸エコ協の10年間の歩みと成果
上嶋英機
一般社団法人 瀬戸内海エコツーリズム協議会 代表理事/学校法人鶴学園 広島工業大学 客員教授
★第2部 特別講演
特別講演①:海外から見た日本のエコツーリズムについて
杉本 靖 一般財団法人 日本総合研究所 調査研究本部 産業・デジタルイノベーション部 主席研究員
特別講演②:瀬戸内島嶼における過疎化とエコツーリズムへの期待
戸田常一 学校法人安田学園 安田女子大学 教授/国立大学法人 広島大学 名誉教授
★第3部 パネルディスカッション
テーマ:「エコツーリズムの評価と貢献」
◎コーディネーター
上嶋英機
一般社団法人 瀬戸内海エコツーリズム協議会 代表理事/学校法人鶴学園 広島工業大学 客員教授
◎パネリスト
藤本正明 特定非営利活動法人 自然と釣りのネットワーク 理事
本宮 炎 特定非営利活動法人 三段峡・太田川流域研究会 理事長
岡野隆宏 環境省自然環境局 国立公園課 国立公園利用推進室 室長
杉本 靖 一般財団法人 日本総合研究所 調査研究本部 産業・デジタルイノベーション部 主席研究員
戸田常一 学校法人安田学園 安田女子大学 教授 / 国立大学法人 広島大学 名誉教授
★閉会挨拶
市原信男
一般社団法人 瀬戸内海エコツーリズム協議会 顧問/元環境省中国四国地方環境事務所 所長
主 催 一般社団法人 瀬戸内海エコツーリズム協議会、瀬戸内ツーリズム推進協議会
後 援 EPOちゅうごく[環境省 中国環境パートナーシップオフィス]、一般社団法人 日本エコツーリズム協会、
一般社団法人 中国経済連合会、中国新聞社、一般社団法人 日本旅行業協会、学校法人 鶴学園 広島工業大学
協 力 学校法人ひらた学園 広島国際医療福祉専門学校、特定非営利活動法人 里海づくり研究会議、
株式会社 たびまちゲート広島、一般社団法人 地域資源研究センター、株式会社 Gun地域システム研究所、
特定非営利活動法人 自然環境ネットワークSAREN、総合技研株式会社、日本ミクニヤ株式会社