2022.12.10
大崎上島の雄大な里海景観と海の恵みを体験し考察するエコツアー(第2回)を開催します!
大崎上島の雄大な里海景観と海の恵みを
体験し考察するエコツアー
日 時 第2回 2022年12月10日(土)8:30~15:00
対 象 大崎上島の中学生・高校生・専門学校生
またはこの活動に興味のある方
参加費 無料
主 催 一般社団法人瀬戸内海エコツーリズム協議会
(担当:米花・富田・横石・谷本)
共 催 大崎上島地域の海辺を守る会 大崎内浦漁業協同組合
大崎上島町観光協会
以下の情報をGoogleフォーム↓からお知らせください。
https://forms.gle/gUKDzDNts1RiUufTA
保険加入等に必要な情報です。Googleフォームに必ずご記入下さい。
お名前(ふりがな)/生年月日/性別/学校名
住所/電話 /Email
※参加申し込みをいただいた方には、事務局より受付確認含め別途ご案内させていただきます。
※ご記入いただいた個人情報については、目的の範囲内で利用し、これらの目的以外で利用する場合には、利用者に対し事前に確認または同意を求めます。
個人情報の保護に関する法令に則り、ご本人の許可なく第三者に提供および公開することはありません。
本ツアーは、環境省令和4年度「令和の里海づくり」モデル事業の一環として実施されます。
集合場所 大崎内浦漁業協同組合(広島県豊田郡大崎上島町中野4930-21)
集合時間 8:30 ※あたたかく、動きやすい服装でお越しください。
持 ち 物 アクティビティに必要なものは主催者側で準備します。
2022.11.26
大崎上島の雄大な里海景観と海の恵みを体験し考察するエコツアー(第1回)を開催します!
大崎上島の雄大な里海景観と海の恵みを体験し考察するエコツアー
日 時 第1回 2022年11月26日(土)8:30~15:00
対 象 大崎上島の高校生・専門学校生 またはこの活動に興味のある方
参加費 無料
主 催 一般社団法人瀬戸内海エコツーリズム協議会
(担当:米花・富田・横石・谷本)
共 催 大崎上島地域の海辺を守る会 大崎内浦漁業協同組合
大崎上島町観光協会
本ツアーは、環境省令和4年度「令和の里海づくり」モデル事業の一環として実施されます。
お申込み
以下についてメールでご連絡下さい。保険加入等に必要な情報です。必ずご記入下さい。
申込締切
第1回 2022年11月22日(火)17:00まで
第2回 2022年12月 7日(水)17:00まで
連絡先 setouchi.eco.tour@gmail.com
・お名前(ふりがな)
・生年月日
・性別
・学校名
・住所
・電話
・Email
※参加申し込みをいただいた方には、事務局より受付確認含め別途ご案内させていただきます。※ご記入いただいた個人情報については、目的の範囲内で利用し、これらの目的以外で利用する場合には、利用者に対し事前に確認または同意を求めます。個人情報の保護に関する法令に則り、ご本人の許可なく第三者に提供および公開することはありません。
集合場所 大崎内浦漁業協同組合(広島県豊田郡大崎上島町中野4930-21)
集合時間 8:30 ※あたたかく、動きやすい服装でお越しください。
持ち物 アクティビティに必要なものは主催者側で準備します。
ご参加お待ちしています!
2022.3.30 宮島の自然と文化を季節で楽しむエコツアー(春季編)
昨年の宮島エコツアー秋期及び冬季に続き、桜満開の時期を狙って 3 月 30 日に宮島エコツアー(春季)を開催しました。今回のエコツアーは、当協議会のメンバーを中心に、春の宮島の潜在的な魅力を引き出し、今後のエコツアーに役立てていくことを目的に行いました。
今回のエコツアーは宮島桟橋から出発。オープニングをそこそこに早速、宮島散策へ向かいます。
秋・冬季編と同様、ガイドは宮島コンシェルジュの林さんにお願いし、独自のルートで遊歩道や西町を案内して頂きました。厳島神社の門前町として港湾・商業などを基幹として発展した「東町」とは対照的に、「西町」は神社を中心的存在とした神職として発展してきた
町です。
道中にはアセビの花も確認できました。 五重塔をバックに今回の記念写真をパチリ。
町家散策の後は、大元公園で桜の花見。
鹿の視線を存分に感じながら花見弁当を囲みます。
桜の開花状況もバッチリ。満開の桜の下でお酒を飲みつつ、会話を楽しみました。
花見を終え、次は古民家見学です。
一般では入ることができない田中邸に林さんのコネで見学の許可を頂き、中に入らせて頂きました。
宮島独特の町家建築・空間利用建築様式であり、応接間(オウエ)の神棚には厄除けの意味を込めた幸紙が貼られていました。このデザインは弥山霊火堂の「絶えずの火」と「宝珠」をイメージしているそうです。
また、宮島では 3 月 19 日~4 月 3 日の期間中「みやじま雛めぐり」が実施中でした。
大聖院がメイン会場の一つとなっており、様々なひな人形が展示されていました。他の会場ではお守り作り体験やお茶会も行われているようで、宮島全体で楽しめるイベントでした。
今回は天候、桜の開花状況ともに恵まれ、抜群のタイミングでエコツアーを実施することができました。秋季編と冬季編に引き続き、春季編ということで宮島の春を体験できるプログラムを構築することができたと感じております。
また、今回は瀬戸エコ協の会員の方々に多く参加して頂き、コロナ禍であまりお会いすることができない中、久々にコミュニケーションをとれる良い機会となりました。
夏季には、宮島エコツアー(夏季編)を計画しております。これまでのエコツアーで構築した連携体制を活かし、宮島の利用促進と持続可能な地域活性化を目指して、今後も尽力して参ります。
(横石真紀志)
2022.3.26~27 下呂市エコツーリズム推進協議会への視察
令和4年3月26日(土)~27日(日)の1泊2日でエコツーリズム推進全体構想の先進地である下呂市エコツーリズム推進協議会へ視察に行ってきました。本視察は、宮島エコツーリズム推進協議会(事務局:廿日市市)の一員として、廿日市市はじめ宮島関係者と今後の協議会の進め方やエコツアー造成のノウハウ、エコツアーの販売方法等、学ぶことを目的としております。
1日目は、下呂市にある「水明館」にて、(一社)下呂温泉観光協会の瀧会長に下呂市DMOの取組みについて2時間程度ご講演頂き、その後、「どのように下呂市にエコツーリズムを浸透させたか」、また、「宮島島内にどのように浸透させるか」の観点からの質疑応答が行われました。まずは、先導する側のpassion(情熱)と横軸展開(連携)が重要であることが分かりました。宮島で展開していくには、越えなければならない課題はたくさんありますが、地道に取り組んで行く必要があります。
講演会終了後、横殴りの雨の中、下呂温泉の温泉街を散策しました。土曜にも関わらず、営業しているお店が少なく、少しガックシ!!夕方に懇親会が予定されていましたので、お店を堪能することもなく、宿に戻りました。その後、懇親会は2時間程度行われ、視察団による懇親が大いに図られました。
下呂温泉では、「下呂温泉 花火物語」が毎年冬に開催されています。2021年は「天壌無窮 悪疫退散」をテーマとし、2021年10月から2022年3月まで打ち上げが行われているとのことです。また、本年は、初代天皇である神武天皇が即位して2681年になることから、毎回2681発の花火が打ち上がるとのことで、懇親会終了後、宿から打ち上げ花火を楽しみました。宿の目の前に流れている川(飛騨川)の河畔から打ち上げられましたので、迫力はすごかったです。
2日目は、飛騨(下呂市)でエコツーリズムに取組んでいる「小坂(おさか)なリバーベース」のコンテンツの一部、①釣り体験(池釣り)、②キャンプ体験(焚火)を体験し、その後、昼食で各自が釣った魚の塩焼きやてんぷらを堪能しました。
「小坂なリバーベース」の代表である熊崎氏は、観光協会やガイドなど様々な組織にも所属しておられ、飛騨の地を盛り上げようと若い時から取り組まれている非常に接しやすい方です。釣り体験の魚は、アマゴ、ヤマメ、ニジマスであり、漁協の組合長からどのように養殖しているかなど、説明して頂きました。漁協も一緒になって、町を盛り上げようとしていることが感じられました。その後、漁協が一生懸命育てあげた魚を釣らせて頂きました。一人2匹までと制限付きではありましたが、初めてアマゴやニジマスなどを釣ることが出来ました。
釣りを堪能した後は、その隣りの笹薮を整備した場所で、焚火やダッチオーブンで作るベイクドアップル体験をしました。テントサウナやハンモックも整備されており、自然を十分堪能できる環境で日常を少し忘れさせてくれました。小坂は、御獄山の恩恵を受け、日本一多くの自然の滝があります。その数は200箇所以上とのことです。少し残念であったことは、その滝を体感できる滝めぐりが出来なかったことです。また来るきっかけができたと捉えておきます。最後のコンテンツとして、恵まれた自然の中、釣らせて頂いた魚や作ったベイクドアップルをおいしく頂きました。
最後に、宮島エコツーリズム全体構想を有機的にさせるためには、宮島の関係者間の横軸を展開し、エコツーリズムを浸透させ、関係者皆で地域を活性化させる気運を高める必要があります。宮島エコツーリズム推進協議会がその受け皿となれるよう、引き続き廿日市市をサポートして行きたいと考えております。
記:富田 智
2022.2.14~15 宮島の自然と文化を季節で楽しむエコツアー(冬季編)
※このツアーは環境省「国立・国定公園での滞在型ツアー推進事業」の一環です
2022年2月14~15日にかけて宮島でエコツアーを行いました。
今回のエコツアーは、瀬戸内海国立公園を代表する離島である宮島を舞台として、宮島の地元企業・活動団体と共に協働体制を構築して宮島の潜在的な魅力を引き出し、最終的にはこれを地元主導体制として確立することで、宮島の利用促進と持続可能な地域活性化に貢献することを目的としております。
今回のエコツアーの始まりは宮島桟橋
検温消毒をした後、しっかり距離をとってオープニング。
宮島桟橋を出発し、町家散策へ
宮島コンシェルジュの林さんにガイドをして頂きました。
通常では通ることのない裏道も案内して頂き探検しているような気持ちでワクワク。
町家散策の後は、古民家 彌眞心さんで一休み。
かつては別荘としてお茶、謡、仕舞、能管等の稽古や発表の場として使われてきた、築130年の伝統ある古民家です。
今回は抹茶とお菓子を出して頂きました。窓からの素晴らしい景色を望みながら頂く抹茶は格別です。
小休憩を終え、次は着物の着付け体験です。
みやじま紅葉の賀の木村さんにご協力頂き、着付けをして頂きました。階段や内装にも着物等が並び、目を奪われてしまいます。
外に出て青空を背景に記念撮影。
皆様思い思いの着物がお似合いでした。
次は、宮島の歴史ある寺院である大聖院に向かいます。
大聖院かつて鳥羽天皇勅命の祈願道場として、また明治天皇行幸の際の宿泊先に、さらには秀吉が茶会を開いたこともある格式高い寺院です。
まずは精進料理を頂き、住職の方に法話をして頂きました。
法話の後は部屋に移動し念珠作成、写経体験です。皆様苦戦しながら、集中して作っておられました。私も念珠作成にかなり苦戦しましたが、お気に入りの念珠を作成でき、良い記念になりました。
大聖院を出て、宮島町商工会へ。
商工会の会議室をお借りし宮島菓子組合の坂本組合長に、宮島の名産品「もみじ饅頭」の歴史についてお話を頂きました。
もみじ饅頭がどのように宮島の名産品になったのか、もみじ饅頭業界の現状等、あまり聞く機会のない貴重なお話を聞くことができました。宮島には約20件のお店があり、様々な味のもみじ饅頭を楽しむことができます。今度はもみじ饅頭巡りをしてみたいですね。
今回のエコツアーの宿はホテル菊乃家
瀬戸内海産のお刺身等、様々な料理を楽しみました。
エコツアー2日目は入浜からスタート
NPO法人自然環境ネットワークSARENの脇山さんに漂着ゴミについてガイドして頂きました。入浜には砂浜が広がっていますが、至る所に牡蠣養殖に使われる発砲スチロールやプラスチックパイプが散らばっており、環境保全を深く考えさせられます。
入浜から包ケ浦へ移動し、紅葉谷→宮島桟橋へ向けてトレッキング
宮島ガイド連絡協議会の横田さんにガイドして頂きました。
毛利元就の厳島合戦コースを歩きながら、宮島の歴史を肌で感じます。
宮島桟橋からは島田水産㈱の船に乗り、牡蠣養殖場周遊です。
牡蠣筏に吊るされた牡蠣を見ながら、広島の牡蠣について説明をして頂きました。
エコツアーの最後は、昼食です。
カキフライにカキ飯、お吸い物、そして焼き牡蠣。
広島の海で育った牡蠣を思う存分頂きました。私自身、自分で焼いた牡蠣を食べるのは初めてでしたが、想像以上に美味しく、また訪れたい場所の一つです。
今回は天候にも恵まれ、無事にエコツアーを終えることができました。秋季編と冬季編の2回のエコツアーを通じて様々な方々にご協力頂き、自立的なエコツアー実施のための連携体制を構築することができました。
この連携体制を活かし、宮島の利用促進と持続可能な地域活性化を目指して、今後も尽力して参ります。
(横石真紀志)